codechrysalis’s blog

東京を拠点にした12週間の短期集中型ソフトウェアエンジニア養成学校です。

卒業生インタビュー 〜鷲見雄馬さん〜

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今回は、Immersiveコース7期生の鷲見雄馬さんに話を伺いました。鷲見さんは、去年の3月までジョージアでプロのバレエダンサーとして活躍していました。そんな大きくキャリアを変えた鷲見さんにImmersiveコースでの学びや今後のビジョンについてお聞きしました。

 

現在どのようなお仕事をされていますか?

 

現在は、教育やヘルスケアの領域のスタートアップの会社でエンジニアとしてプロダクトを作っています。基本的には僕1人でフルスタックで全て引き受けて開発するという感じで仕事を頂いています。その他にもバレエダンサーとして、不定期でスタジオに教えに行ったり、踊ったりしています。

 

 

コードクリサリスに入る前は何をしていましたか?

 

去年の3月まで海外でプロのバレエダンサーとして活動していました。日本の芸術系の大学に半年だけ通って、その後バレエでヨーロッパに留学することを決意しました。

それから7年くらい海外にいました。その後、帰国しImmersiveに参加するまでの約半年間はフリーランスでダンサーとして指導したり、ライターをやったり、Webデザインなど色々なところから仕事をもらいながらやったりしていました。

 

 

どういった経緯でコードクリサリスを知りましたか?

 

高校時代からお世話になっている大先輩から紹介してもらいました。その方はコードクリサリスのアドバイザーをされている方です。その方に以前からずっとお世話になっていて、一時帰国したときに「アスリートをサポートするような仕組みを作りたい、だから自分でプログラミングの勉強を始めたんですよね。」と相談をしました。そうしたらコードクリサリスを紹介してくださったので、実際に見学させていただきました。

 

 

コードクリサリスで学ぼうと思ったきっかけはなんですか?

 

コードクリサリスを見学した時に、Foundationsの内容ですらまだ理解できてないと気付かされました。それと、コードクリサリスのインターナショナルな環境でプログラミングを学ぶことができるということが魅力的に感じられたからです。

自分は長い間海外で生活していたので、英語で話すことに慣れていました。帰国してすぐは、日本語にしっくりこなくて、また日本で働いたこともなかったので、日本の上下関係が厳しい中で働く自分を想像できなくて、英語で話す環境がいいなと思っていました。

 

 

Immersiveコースはどのようなコースでしたか?

 

自分は元々バレエダンサーという全く違うバックグラウンドから来たので、全てが新しくて慣れるのが大変でした。

でも周りに同じ目的を持った仲間がいること、行き詰まったら支えてくれる講師がいることがすごく励みになりました。

個人的にはエンジニアとしての働き方といいますか、一日中座って考えて、プロジェクトを進行させるという流れに慣れるのが大変でした。

それ以外は正直楽しかったです。

 

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一番大変だったことはなんですか?

 

英語がわかるとはいえ、英語のドキュメントを読むのが大変でした。昔から自分は分かっているものを組み合わせて何かを作るということは得意でしたが、今ないものを集めるということは苦手でした。それに慣れることに苦労しました。そのほかにも自分は何かを学ぶと完璧に理解したいと思う性格だったので、今はこれしかわからないけど、次に進むということが大変でした。

 

 

逆に楽しかった、ためになったところは何ですか?

 

楽しかったことは結構いっぱいありましたね。

バレエダンサーを辞めてから仲間と同じ場所で同じ時間を過ごすということが少なかったので、クラスのメンバーと過ごす時間は有意義に感じられたし、楽しかったです。

他には、PivotalやRGAでのワークショップがとても楽しかったです。デザイナーやビジネスからの視点など参考になることが多かったです。

 

 

受講前と受講後でどう変わりましたか?

 

技術的な面では圧倒的に成長しました。以前は自分がアプリを卒業制作で作れるようになることすら想像できませんでした。Immersiveコースに参加する前、CC6(6期)のDemo  dayでの発表を見に行ったんですが、正直言っていることの半分もわかりませんでした。しかし、実際に自分も卒業制作をやり遂げたというのは本当に大きな成長でした。

そのほかにも、人前でのプレゼンの仕方はもちろんのこと、人との働き方、コミュニケーションの取り方なども散々学んだので、人に対する考え方など人間的にも勉強になりました。

またコースを終えて、結果的に仕事を頂くことになってからも挫けることがなくなりました。Immersiveコースから得た経験や知識のおかげかなと思います。

 

 

コードクリサリスのジョブサポートはどうでしたか?

 

コースの後半は、ジョブサポートの指導が多かったのでわりとコース後について考える機会が多かったです。コース期間中のサポートがあったからこそ、スムーズに就職活動を終えることができました。

また他のクラスメイトの様子を見てみると、コースが終わった後でも相談して、戦略を立てたり、卒業生の話なども聞けたりと、本当に面倒見が良くて恵まれた環境だなと感じました。

 

 

今後のビジョンはありますか?

 

バレエなどの芸術分野にはなかなか技術力のあるエンジニアが入ってこないということから、バレエ団にいた時からずっと自分自身でアスリートをサポートするような仕組みを作りたいと強く思っています。今はエンジニアとして、勉強すべきことがあるのでまだ取り組めていないのですが、いずれは起業に挑戦していきたいと考えています。

 

 

これからの受講生に何かアドバイスがあればよろしくお願いします。

 

僕はおそらくソフトウェアエンジニアから最も遠いところからやってきた人間だと思います。だからこそ自分ができたんだから、みんなにもできると確信してます。

Immersiveコースでは、もちろん大変なこともあります。

大変だからって挫けずに上を向いて登り続けて下さい。

登り続けさえすれば、必ず結果が出ます。

たとえ大変だとしても、それを一緒に取り組む仲間がいます。

だからきっと大丈夫です。

自信を持って頑張ってください。

 

プログラミングスクールの提供する英語教育『English for Engineers』とは?

 

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今回は、CodeChrysalisで『English for Engineers』というエンジニア向けの英語コースのカリキュラム開発、指導を担当しているHeather Dobbinさんにお話を聞きました。

 

『English for Engineers』は世界に通用するコミュニケーション力に焦点を当てたエンジニア向けの英語コースです。(↓ 興味がある方はこちらから)

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今回は、このコースができた経緯や魅力、さらに英語学習において重要なことについて探っていきたいと思います。

 

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Heather Dobbin

 

なぜ Code Chrysalis English for Engineers を始めようと思ったんですか?

(経緯や目的など)

 

CodeChrysalisは、『日本のエンジニアリングリーダーを育てる』というミッションを持っています。実際にそのようなリーダーとして活躍するには、技術力に加えて英語力とコミュニケーション能力が必要だと考えています。なぜかというと、日本の企業であってもグローバルなチームで成り立っているし、その中で成功するにはやはり英語力とコミュニケーション能力が必要不可欠だからです。なので、このコースでは英語力はもちろんのこと、どのようにしてエンジニアやエンジニアと関わる人のコミュニケーションスキルを上げるかに焦点を当てています。

それともう一つ、CodeChrysalisは『グローバルで戦えるエンジニアを育てたい』という思いがあります。日本には優秀なエンジニアはたくさんいます。しかし、英語で情報を発信したりオープンソースにコミットしたりできないと彼らの声は世界に届きません。

IT業界ではスピードが大事です。そういう中で誰かが本を訳したり、チュートリアルを作るのを待っていると他の国と大きな差ができてしまいます。私たちはプログラミングスクールですが、集中して効率よく指導し、エンジニアが英語で自信持って行動できるように背中を押したい。そのような思いでこのコース作りました。

 

 

どういう生徒を対象にしてますか?

 

エンジニアだけでなく、エンジニアではない方でも参加可能です。

例えば、現在クラスではエンジニアの他にも、エンジニアとコミュニケーションを取る必要があるマネージャーなどもいます。

このクラスでは、英語でエンジニアが必要とするコミュニケーションを学ぶので、英語力をある程度必要とします。そのため、最初にコースに参加するためのインタビューを行います。そこで、受講希望者の英語力を確認します。もし英語力が足りなかったとしても、私たちはどう英語力を伸ばせば良いか適切なアドバイスします。インタビューは何度でも受けることができるので、是非挑戦してください。

 

 

English for Engineers は他の英会話スクールとどのように違いますか?

 

リアルな状況で英語を学びます。

ほとんどの英会話スクールは、教科書を使い、生徒に合わせた教材のレベルで学習を進めます。これは確かに良い方法ではありますが、私はそのようには行いません。最初に生徒それぞれの英語力を確認した後、このコースでは生徒自身が生活する際に直面するリアルな状況で英語を学びます。この状況は、とてもチャレンジングで効果的です。

英会話スクールでは、例えばピザの注文方法など役立つ表現を先生の声に続けて練習します。しかし、実際店員は異なる方法で注文を聞くかもしれないし、予測不可能な状況が訪れるかもしれません。人は原稿に従いません。そのためリアルな英語、リアルな状況に慣れることが最も効果的だと考えます。

 

生徒自身に価値あるフィードバックをします。

時には、生徒にとっては聞き難いフィードバックをすることもあります(笑)

英会話の先生は、普通はこのようなフィードバックをしません。

なぜなら英会話の先生は、生徒に長い期間通ってもらうことを望んでいるからです。

しかし、このコースはたった3週間です。私たちは、生徒が長い期間このコースで学ぶことを望んでいません。私たちは、限られた時間できる限り、生徒自身を成長させるように、価値のあるフィードバックを提供します。

 

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English for Engineersではどのような教育を行なっていますか?

 

大きな目標は、生徒自身に自信をつけることです。これは、このコースだけではなく、CodeChrysalisが提供している全てのコースが目標としていることです。

どのように生徒自身に自信をつけさせるかというと、生徒自身を慣れない環境置き、その環境に慣れさせることです。もちろんただ慣れない環境に放り込むのではなく、適切なフィードバックをし、全力でサポートします。

 

 

このコースを受講後の生徒さんの様子はどうですか??

 

このような嬉しい話がありました。

ある生徒が面接官に「この課題をこの日にちまでにやってください。」と言われました。以前のままだったら、必死に徹夜してその課題に取り組んでいた。でもそこで勇気を出して、「いま少し忙しいのでお時間頂けませんか?」と聞くことができた。このコースを受けていなかったら、そこで質問する自信がなかった。でもこのような質問であっても勇気を出して言えるようになった。これはその生徒にとって大きな変化だと思います。

その他にもある生徒が有名な企業との面接日程を再調整した話や、少し背伸びして大企業の面接に挑戦した話など、『自分に自信を持てたことで、行動が変わった』という嬉しい声を頂いています。

 

 

エンジニアに必要なコミュニケーションスキルはどのようなものがありますか?

 

まず1つ目は自分の意見を主張することです。

他の人が話す機会をくれるまで待ってはいけません。もちろん失礼にならないように、他のメンバーに敬意を払ってください。

2つ目は明確に話すこと。

物語ではなく、簡潔に話すようにして下さい。

3つ目はわからなかったら必ず質問すること。

もしわからないことがあったなら、想定せずに必ず確認するようにして下さい。

4つ目は知識を共有すること。

知識を共有することでコミュニティーに参加して下さい。情報を消費するだけではなく、発信することが大事です。

何よりもコミュニケーションを楽しむことを意識してください。

 

 

英語を学ぶ上で重要なことはなんだと思いますか?

 

まずは挑戦すること、話すことです。もしあなたが自分の英語に自信がないとしても、まずは自分の考えを表現してください。もし英語を勉強しているとしてもアウトプットをしなければ、決して上達することはありません。もし英語が完璧になるまでで待っていたら、いつまでたっても話せるようになりません。言語に完璧ということはないですし、どんなレベルであってもミスは起こります。間違えることを恐れず挑戦してください。

 

そして英語に毎日触れてください。

英語のレッスンを毎日受ける必要はありません。

TedTalkを聞く、Youtubeを見る、お風呂場で1人で英語を話す、英語で友達と話す。なんでも大丈夫です。決して英語を勉強する時間がなかったと言わないようにしてください。5分でも10分でも十分です。英語と自分の生活とのつながりを持ってください。

 

 

CodeChrysalisは六本木にあるブートキャンプ型プログラミングスクールです。

その他にもプログラミングや英会話に役立つイベントを行なっています。

 

詳しくはこちらから ホームページ ||  Twitter || Instagram ||  Facebook

卒業生インタビュー 〜桃井ひろゆきさん〜


今回は、Immersive BootCampコース5期卒業生である桃井さんにお話を伺いました。桃井さんは、CodeChrysalisを卒業後、Googleのカスタマーエンジニアとしてご活躍されています。今回のインタビューで、桃井さんのCodeChrysalisでの学びについてお伺いすることができました。


現在はどのようなお仕事をされていますか?

現在は、GoogleGoogle Cloudというエンタープライズ向けのクラウドプラットフォームを提供する部署でカスタマーエンジニアという役割で仕事をしています。
営業のチームにいるエンジニアという形で、担当のお客様(企業)の要望に対して、Google Cloudのプラットフォームを使うとどういったことが実現できるかをプロトタイプを作って説明したりしています。簡単にいうとGoogle Cloudを広くみなさんに使って頂けるようにする仕事をしています。


コードクリサリスに入る前は何をしていましたか?

CodeChrysalisに入る前は、IT ベンダーで働いていました。ITベンダーとは企業のお客様向けにシステムを構築、導入、運用する会社のことです。
私自身はそこでプロジェクトマネージャーやピープルマネージャー(組織のマネジメントをして、上手くチームを運営する役割)として働いていました。
最後の2,3年はサービス開発や商品開発をやっていました。


どういった経緯でコードクリサリスを知りましたか?

海外のBootcampのポータルサイトで投稿を見つけました。初めは海外留学や日本の大学院進学も考えていたのですが、Bootcampでソフトウェアエンジニアリングを学べることを知りました。そこで詳しく調べると、当時日本で西海岸式のフルタイムのBootcampはCodeChrysalisとLe Wagonの2社しか出てきませんでした。そこで2社の、カリキュラム内容やコースの期間を比較し、自分の要望がCodeChrysalisの方が適していたため、CodeChrysalisに決めました。


コードクリサリスで学ぼうと思ったきっかけはなんですか?

自分でアプリケーションを作れるようになりたいと思ったからです。新卒でIT企業に入社して、プロダクトマネージャーとして働いていたので、最終的な出来上がりやシステムアーキテクチャ、システムデザインは理解できていました。しかし、それが”なぜ”なのかをアプリケーションコードのレベルで伝えることができませんでした。そのため、ソフトウェアエンジニアリングの基礎知識、基礎体力を身に付けたいと思い、CodeChrysalisで学ぶことにしました。


Immersive Bootcampコースで1番大変だったことはなんですか?

(Immersive BootCampコースは)ハイプレッシャーなんですよね。(笑)
自分の心のバランスを保つのが大変でした。
できるだけ少ない時間で効率よく情報収拾をして、自分がアプリケーションを作るために必要な情報だけを効率よくインプットして、それをすぐに今やっている問題に適応していく。
その中で技術負債もどんどん溜まっていく。英語がわからなかったり、習っている内容がわかったり、それを復習しなければならなかったりなど、ずっと時間におわれていました。
でもこれは真剣にやろうと思っているときはいつでもそうで、自分で自分自身をハイプレッシャーの状況において、本当に必要最小限のことを最短で積み上げなければならない。そうした場合はやり残したがある、これをやらないと次に行けないとか、そういう気持ちになります。このようなストレスとの付き合い方はすごく大事で、それを身につけられたこともこのコースで学べたことの1つです。


逆に楽しかった、ためになったところは何ですか?

クラスメイトは家族のような存在で、ともに過ごす時間はとても幸せでした。
クラスメイトはみんな同じ目的を持って学んでいるので、一緒にいて楽しくない時間はありませんでした。ここ以外でインターナショナルなカルチャーでコーディングを学べるところはないんじゃないかなと思います。本当に貴重な体験でした


受講前と受講後でどう変わりましたか?

テクニカルな面でいうと確実に技術力がつきました。アプリケーションを作ることに当然抵抗がなくなりましたし、自分が何がわかっていて、何がわからないのかも把握できるようになりました。
テクニカルではない面で言うと、何事に対してもなんとかなるという自信がつきました。僕にとって、海外で働くということは特別なことだったんですけど、実際にインターナショナルな環境で3ヶ月間学び、何度も英語でプレゼンする機会をやり遂げたからです。このコースを終えて世界が身近に感じました。


これからの受講生に何かアドバイスがあればよろしくお願いします。

最高の3ヶ月が待っています。思う存分吸収して、遠慮せずに挑戦してください。
自分自身を成長させるためには、自分のできるエリアからできないエリアに一歩踏み出して、挑戦しないといけません。失敗がこわいけど、挑戦しないといけない。それは頭ではわかっているんですけど、実際に挑戦することは大変です。しかしCodeChrysalisでは「失敗しようぜ」という環境を大事にしているので大丈夫です。
もちろんコーディングのBootCampなので、ソフトウェアエンジニアリングを体得しにきて欲しいんですけど、それ以外にも得られるものがたくさんあるのでそれも身につけて欲しいです。

卒業生インタビュー 〜丸山そらさん〜

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今回は、The Immersive Bootcampコース6期卒業生である丸山そらさんにお話をお伺いしました。丸山さんは、現在MoneytreeでProduct Managerとしてご活躍されています。今回のインタビューで、丸山さんがCode Chrysalisに出会って、どう変化したのかまでお話を伺うことができました。


現在どのようなお仕事をされていますか?

Moneytreeに転職してTechnical Product Managerという役職で働いています。ビジネスにもテクノロジーにも強い人材が多い会社です。入社して1ヶ月も経っていませんが、アジャイル形式でモバイルアプリ開発するプロジェクトを任せられています。今は100を超えるユーザーストーリーをレビューしています。エンジニアの数も以前の職場より多いので、ソフトウェア開発プロダクトを所有するということについて今の職場で多くを学べると期待しています。


コードクリサリスに入る前は何をしていましたか?

US資本のデジタルマーケティングの会社で、プラットフォームとCRM(Customer Relationship Management 顧客関係管理)間のAPIを用いるBusiness ProcessをデザインするProduct Managerとして働いていました。


どういった経緯でコードクリサリスを知りましたか?

Javascript Beginnerの2時間くらいのMeetupでYan(CTO)さんが教えるのを聞いて、こんなにテクニカルなトピックを面白くわかりやすく説明することができるんだ!と驚き、もっと知りたい、彼女のように説明できるようになりたいと心底思いました。その前にもコードクリサリスには行ったことがありましたが、コードクリサリスという存在を意識したのはその時です。


コードクリサリスで学ぼうと思ったきっかけはなんですか?

Yanさんです!

彼女に教えてもらえれば、私でもマスターできると感じたので、コードクリサリスというより彼女に教わりたいと思い、まずは働きながら学べるJavascript Beginnerの1ヶ月コースに参加しました。

当時はImmersive courseは私には関係ないと思っていました。

私はYanさんに会う前に3年前から週末や連休を用いてJAVARubyなどのプログラミング言語を勉強していましたが、元々苦手なのと、学び方も悪かったのとで全然日々の仕事に活かせていなかったのです。なので、3ヶ月も仕事をせず通い、朝から晩までコーディングしている自分なんて悪い冗談だと思っていました。

でも、Javascript Beginnerの1ヶ月コースを受ける内に、もっとわかりたい、もっと成長したい、という気持ちが強くなり、その延長線上にImmersiveがあったのだと思います。不安や違和感も当然ありましたが、自分の中の変化やその気持ちに素直に従ってみることにしました。

実際、入りたいからといっても入るまでには、2度の技術面接・休職手続き・資金の問題など色々ハードルはありますので、どこかで上手くいかない可能性はありましたので、全てが揃ってから悩もうとしていた面もありました。



一番大変だったことはなんですか?

色々思うようにできない自分をありのままに受け入れるのはプライドの高い私には大変なことでした。一緒にコースを受けた仲間のリテラシーレベルは色々です。比較すべきではないと理屈では分かっていても頻繁に比較して落ち込んでいました。私はコースの後にエンジニアになりたいとは考えていなかったので自分が安易にコースに参加してしまったのではないかと後悔した時もありました。理解できないまま次のテーマに進むのもストレスになりました。頭の中がゴミ屋敷になっている状態で3ヶ月耐える必要がありました。


逆に楽しかった、ためになったところは何ですか?

職場に戻ってから、APIをTechTalkでテーマにしたのはよかったと何度も思いました。選択した当初はTechTalkのトピックして地味で面白いと思うのは自分だけではないかと心配していました。でも、自分が仕事で注目しているトピックなのですごく勉強になりました。また自分でAPIをBUildした経験がある上で、APIについて話ができる喜びを日々感じています。世の中にはCodeReviewもできない状態で、APIは何かを知っていなくてはならない人も多いのです。


受講前と受講後でどう変わりましたか?

YouTubeで勉強するようになりました。良いTechTalkがたくさんあることを知りませんでした。
またTechnical Topicに恐れをあまり感じなくなりましたし、エンジニアとテクニカルな話ができるようになっているので、一緒に働きやすくなったと思います。あと、Techに強くなればなるほど転職の幅は広くなり、業界も自由に跨げます。転職活動をしていてそれを痛感しました。



これからの受講生に何かアドバイスがあればよろしくお願いします。

勇気を持って飛び込んで、自分自身が見苦しくなっても気にせず、Immersiveの間に最後までベストを尽くしてください。できればNode.jsの分かるEngineerのMentorを持って時々一緒に課題をみてもらえるようにするのがおすすめです。そこで重要なのは、その相手によって解決しない問題の方が多いということです。課題の難度は高いので制限時間の中でやりきれないことも多くあります。助っ人がいても同じです。でも、経験のある人にも難しいし、調査しながら1つ1つエラー解決していくんだ、という発見が大事だと思います。

卒業生インタビュー 〜有働龍太さん〜

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今回は、The Immersive Bootcampコース3期卒業生である有働龍太さんにお話をお伺いしました。有働さんは、現在株式会社QUOINEでフロントエンジニアとして活躍されています。今回のインタビューで、有働さんのこれまでのキャリアやCode Chrysalisに出会って、どう変化したのかまでお話を伺うことができました。


現在どのようなお仕事をされていますか?

株式会社QUOINEでフロントエンドエンジニアとして働いています。React, Reduxを使った仮想通貨取引のアプリケーション開発を行っています。



コードクリサリスに入る前は何をしていましたか?

オンライン英会話の会社にQAとして入って、エンジニアと一緒に仕事をしていました。その際に、要求されたものをパッと作れる姿が格好いいと思って、プログラミングの勉強を始めました。
その後、Web広告の代理店に移りましたが、そこでの仕事は既にできあがったプロダクトをマーケティングする仕事でした。そのの中で「自分で考えたアイデアを、自分の手で開発できるようになりたい!」と強く思うようになり、エンジニアとしての就職を志してプログラミングの独学をはじめました。


どういった経緯でコードクリサリスを知りましたか?

本格的にエンジニアとなるべく、プログラミングスクールを探していた際に、コードクリサリスのシェアオフィスにたまたま私の友人が働いていました。その友人からKaniを紹介してもらい、コードクリサリスを知りました。


コードクリサリスで学ぼうと思ったきっかけはなんですか?

プログラミングスクールを探していたときに、英語で学ぶという考えは全く頭にありませんでした。しかしKani(CEO)と話して、英語を使って世界のエンジニアと仕事をしている自分を想像すると、とてもワクワクしました。そして彼が日本のIT業界に対して抱いている課題と、それをスクールを通して解決するという彼の熱意に共感してコードクリサリスに対する興味が一気に強くなりました。
そして決め手担ったのは、求められるハードルが一番高かったことです。コース内容はプロジェクトベースで何個もアプリを作らなければならない。Web開発を全く知らない状態だったので、本当にこなせるか不安でしたが、どうせ同じ時間を費やすならより高いレベルにたどり着きたいと思いコードクリサリスに決めました。



Immersive Bootcampコースはどのようなコースでしたか?

コードクリサリスが掲げる目標はただのEngineer になることではなく、チームをリードするようなGreat Engineer になることでした。そのためには、エンジニアリングの知識をつけることはもちろん、コミュニケーションやリーダーシップといったソフトスキルを身につけることもカリキュラムに含まれています。1番変わっているなと思ったのは、プロのソプラノ歌手を招いてのボイストレーニングでした。カリキュラム期間中は、企業向けに開発するプロダクトの説明や、興味のある技術分野について学び、パブリック向けに行うTech Talkなど、人前でプレゼンテーションを行う機会が多くあります。プレゼンテーションに重要なのは「声」ということで、プロの歌手の方から、腹式呼吸の正しい方法や、声に出すときに意識する点など、普段の生活では知ることのなかったことを徹底的に学ぶことができました。ただ漠然とソフトスキルを改善しようとするのではなく、具体的にどうすればいいのか知る機会を与えてくれるという点で、このコースは素晴らしいなと思いました。



一番大変だったことはなんですか?

学ぶことの多さに圧倒されました。コードクリサリスのカリキュラムは前半と後半に別れていて、前半はWEB開発に必要な知識を学び、後半ではそれらを用いてプロジェクトベースでプロダクトを作っていきます。特に前半ではフロントエンドからバックエンドまでの幅広い知識を短期間で身に付けなければならないため、限られた時間の中でいかに新しい概念を理解し、アウトプットができるようになるかが試されます。一日で新しいことを学ぶ→アウトプット→次の日はまた新しい知識、の繰り返しでとてもハードでしたし、気持ち的にも、焦りと不安の連続でした。まさに ”Drink from a firehose” 「消防ホースから飲む」ような体験でした。



逆に楽しかった、ためになったところは何ですか?

カリキュラムの後半ではフルスタックアプリのチーム開発プロジェクトをこなしていきます。その開発の中で、それまで学んできた知識が一つ一つ繋がっていることを実感できたときは、なんとも言えない感動があって、開発がどんどん楽しくなっていきました。
またハードな前半のおかげで、分からないことに出会ったときの対処法や気持ちの持ち方が分かるようになり、余裕が出てきましたし、分からないことが楽しいと思える様になりました。ここで培ったマインドセットは今の職場でも役立っていますし、今の仕事が心のそこから楽しいと思える最大の要因にもなっています。


受講前と受講後でどう変わりましたか?

様々な面での自信が持てるようになりました。
例えば、やり抜く自信。ハードな3ヶ月を挫けず最後までやり遂げたのだから、自分にできないことはない!という気持ちになれました。次にチャレンジすることへの自信。このコースは未知や挑戦の連続です。その中で、それをどのようなマインドで迎え、どのように解釈しアウトプットにつなげるかを繰り返すことで、挑戦を恐れない自信が身につきました。そして、自分を変えられるという自信です。私は元々人前で話したり、意見を主張することを恥ずかしいと思ってしまいとても苦手でしたし、自分の能力にも自信がありませんでした。しかし、コードクリサリスの熱心なサポートのおかげで、意見を主張することを躊躇しなくなりましたし、なんでも作ることができる!という絶対的な自信を身につけることができました。



これからの受講生に何かアドバイスがあればよろしくお願いします。

コードクリサリスは、エンジニアスキルはもちろん、自分自身を成長させる沢山のチャレンジが待っています。そしてそれを乗り越える意志さえあれば、スタッフは徹底的にサポートしてくれます。自分の変化を楽しむつもりで望んでほしいと思います。

ある卒業生がキャリアをレベルアップし給料を倍にした話

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コードクリサリスには、様々な経歴、モチベーションを持った生徒が来ています。転職を考える英語教師もいれば、かつてのKumikoのように、スキルを向上させ、国際的な競争力をもったエンジニアになることを目指しているソフトウェア開発者もいます。

この記事を書いている時点で、12週間のImmersiveの卒業生は、同種の仕事をこなす東京の平均的なソフトウェアエンジニアよりも77%収入が高く、全員がプログラム終了後3ヶ月以内に、世界中の企業に就職が決まっています。中でも、Kumikoのケースは特に注目に値するものです。

Kumikoは当校の第1期卒業生として2017年9月に卒業しました。コードクリサリスに来る前、彼女は東京でフロントエンドのエンジニアとして働いていました。前回会った時には、彼女はまだ勉強の真っ最中でしたが、1年後の今、Kumikoは、コードクリサリス卒業後の生活について、私たちのインタビューに答えてくれました。

コードクリサリスからフィンテック

Kumikoは、コードクリサリス卒業後、故郷の愛知県に戻り、1ヶ月後に就職活動を始めました。スロースタートだったにもかかわらず、東京に戻って来た途端に事態は急展開したのです。

「6社の求人に応募し、2週間で4社から内定をいただきました。6社受けたのですが、一番行きたい会社は決まっていました。第一希望の会社(今の勤務先です)の面接を受け、その週に次の面接に進めることになりました。同じ週の金曜日に、二次、三次の面接を一日で受けさせていただきました」

彼女は、東京にある、今注目のフィンテックのスタートアップのひとつ、ペイディーでフロントエンドのエンジニアとして勤務することになりました。Kumikoにとって、職場環境が国際的であることは必須条件だったので、東京にあるスタートアップは理想的でした。

「私にとって、グローバルな環境で働くことは必須条件でした。現在の勤務先は、海外からの駐在員が共同設立した会社で、エンジニアリングチームは、ほぼ全員が海外のエンジニアです」

コードクリサリスで過ごした時間によって、目まぐるしく変化する英語環境に対応する能力が培われたそうです。

「コードクリサリスでの時間は本当に有益でした。ブートキャンプの中で、短時間に大量の情報を処理し、多くのスキルを身につけたことが、仕事に対応し秀でることができている要因だと思います。すばやく、かつ効率的に情報を発見し、利用し、理解する手法が身についたのは、すべてコードクリサリスのおかげです…コードクリサリスのImmersiveでの経験で高い能力が身につきました」

コードクリサリスに入学する前、彼女は同じフロントエンドのエンジニアとして働いていたのですが、卒業後の給料は倍増したということです。

Kumikoによれば、Immersiveへの参加は:

「とてもチャレンジングでしたが、すばらしい経験でした。卒業した今でも、コードクリサリスやクラスメイトのことを家族のように感じています。コードクリサリスに通っていなければ、現在の勤務先への就職はなかったと思います。私は人生で最善の選択をしたのです!」

Kumikoの卒業後の様子を知り、私たちはこの上なくうれしく思っています。ただ、こうした成功体験は彼女だけのものではなく、他の生徒も同様の成功をおさめています。

キャリアを変えたいなら、コードクリサリスのImmersiveにご応募ください!入門コースもお試しいただけます。

The English version of this interview can be found here.

Code Chrysalisは、六本木にあるブートキャンプ型プログラミングスクールです。その他にも、プログラミングや英会話に役立つイベントを行なっています。

詳しくはこちら ホームページ || Twitter || Instagram || Facebook

卒業生インタビュー 〜新徳雅隆〜

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今回は、The Immersive Bootcampコース3期卒業生である新徳雅隆さんにお話をお伺いしました。新徳さんはNTTデータでエンジニアとして働き、先月退職、現在は株式会社yuiでCTOとしてご活躍されています。今回のインタビューで、新徳さんのCodeChrysalisでの学びについて伺うことができました。読者様の何かの参考になれば幸いです。


現在どのようなお仕事をされていますか?

 今は株式会社yuiでCTOをしています。弊社は、結婚式のオンラインギフトカタログサービスを提供しています。結婚式に行くと、一般的に私たちは引き出物を選ぶためのカタログをもらうんですけど、カタログがすごく分厚くて持って帰るのが大変なんです。それを解決するのが弊社のサービスです。これはカタログの情報をデジタル化して、1枚のQRの付いたカードにして、アプリで読み取ってもらうというサービスです。CTOといってもまだ小さい会社ですので、そこで現在はアプリ開発を行っています。今ありがたいことにお客さんが増えてきて、職場の人たちが忙しいことになっています。そこで彼ら、彼女らの仕事を少しでも楽にしてあげたいということで、その仕事を楽にするためのWebアプリ開発を行なっています。


コードクリサリスに入る前は何をしていましたか?

 僕は以前はNTTデータに所属しており、そこで官公庁向けのシステム開発を行っていました。でも僕の部署はコーディングをしないんですよね。僕の仕事はコンサルやカスタマーサービスに近かったです。お客さんの業務を深く理解し、どういったものを作りたいのかをヒヤリングして、こういったものを作りましょうというアイディアを資料に具現化してさらにシステムに落とし込み、そのシステムを運用保守する仕事です。お客様のパートナーとなって働く仕事でした。


どういった経緯でコードクリサリスを知りましたか?

 堀江貴文さんのオンラインサロンがきっかけです。当時、サロンに入っていて「サロンから奨学金を出すので行ってみないか」という募集がかかったんです。実際に奨学金で行ったわけではないですけが、それをきっかけにCode Chrysalisを知り、参加しようと思いました。ここに行こうと思ったのは、やはり「3ヶ月間没入型」という所ですね。逃げられない環境に身を置いた方がいいな、と思ったのが一番の理由です。


Immersive Bootcampコースはどのようなコースでしたか?

 とても大変でした。月曜日から金曜日の朝から晩まで、僕は学校に9時からだいたい21時までいて、帰って宿題やって、週末も目安15時間程度かかる宿題が出てめちゃくちゃつらかったですね。(笑)
けど、絶対に逃げるつもりはなかったです。
2週間に一回、タップアウトっていう時間がありました。その時間は、Kani(CEO)に対してなんでも言っていいよという時間で、そこで話を聞いてもらって癒しをもらいつつ、また2週間頑張るぞって気合いを入れました。
もちろんつらかったですけど、みんなと一緒になって作り上げていくという経験が楽しかったですね。


ためになったところは何ですか?

 僕がCodeChrysalisで学んだことは主に3つあります。一つ目はもちろん技術的な面、2つ目はマインドセット、3つ目はプレゼンテーション力です。
2つ目のマインドセットについて詳しく話すと、ここで学んだのは謙虚さとオープンマインドです。エンジニアって世の中にコードを書ける人ってまだまだ少ないので、横柄になってしまうことが多いです。しかし、そこで「いかに謙虚になれるかが良いエンジニアになるための秘訣」ってことをKaniが言っていて、すごくその言葉が響きました。そして何事に対しても線を引かずに受け入れる。これは俺には必要ない。勉強しなくていいや。ではなくとりあえず勉強してみる。後々そこで学んだ知識がこれから学ぶことと繋がったり、ネットワーキングで役立ったりとそこから得られるものっていうのは絶対にあリます。



受講前と受講後でどう変わりましたか?

 技術的な面で言うと、以前は作れなかったのがなんでも調べれば作れるようになったと言い切れるほど成長しました。なので、このコーディングは少し自分には難しそうだなと思った場合でも、自分にはできると自分に言い聞かせられるので、どこにでも飛び込んでいけるようになりました。
 マインドセットに関していえば、オープンマインドを自分の中に積極的に取り入れているので、どんな話も受け入れるようにしてるし、どんな業界でもやってみようと思えるようになりました。


これからの受講生に何かアドバイスがあればよろしくお願いします。

 技術面に関しては3ヶ月間きっちり教えてくれるので、僕からは特に何も言うことはありません。それはおそらくCodeChrysalisに入ろうとする人が当然求める点であり、もちろん提供されますから。僕が伝えたいことは、オープンマインドに関してです。一見これがエンジニアリングに関係あるのか?と思えてしまうアクティビティがあります。ですが、そのプロセスや卒業してみて思うことは無駄なことは一つもなかったです。ここで謙虚になる、何事に対しても吸収しようとするマインドを持っていることで、後々は必ず自分の力になります。このオープンマインドを是非ここで磨いてほしいです。